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ホームシックとはこういう感じか

▼ヴィースバーデンの観光中心部

 

昨日、人生はじめてホームシックってこういうことか、と感じましたわ。いままでそんなん経験したことなかったんで「おぉ、もしやこれはホームシックか」と自分でもびっくり。実際は寂しい気持ちがいっぱいだったのでそんな冷静ではなかったんですがね。

 

別の市の高校行ったときも就職で東京行ったときも何も感じなかった。去年スペイン・ドイツ来たときも感じなかった。ただ遠くに行きたかったから。



先週、学生時代からの友人がメッセでフランクフルトに来た。まさか知り合いが旅行でもなくドイツに来て会うなんて思いもしなかった。定期的にメッセに来てるわけじゃなく、会社の計らいで「社長が行くからついて行ったら」という感じで来たらしい。

 

んで土曜日はフリーだってことでフランクフルト近郊のリューデスハイムとヴィースバーデンを観光。友人は金曜日もフリーだったのでベルリン観光。じゃあ都会は見ただろうから小さくてのどかな街でも見ようってことでその2つに行った次第。

 

平日ずっと晴れてたのに土曜は曇り!リューデスハイムに着いたらちょっとパラついたけど、ランチ後には少し日も出てのどかなライン川沿いのドイツの街を見れて友人も満足してました。

 

リューデスハイムはワインの産地としても有名なので、ワインの試飲して購入。あと量り売りのお店でオリーブオイルと25年もののバルサミコも購入。ワイン好きでグルメな友人なのでよかったよかった。25年のバルサミコはコクがあって確かにうまかった。100mlで10ユーロ。(これって安いのかな?)

 

ヴィースバーデンは、噂通り美しい!教会や市庁舎周りも美しく買い物通りもヨーロッパ!という昔ながらの街並みで自分も楽しめた~。あと富欲層が住んでると言われてるだけあって、質が良くお金かけてそうな住宅ばかりでした(笑)ここまた行きたい。

 

このカフェ素敵でした。1866年創業でクラシックだけど気軽に入れる。
Maldaner Cafe

 

その後フランクフルトに戻りお土産買って夜ご飯食べて解散。久しぶりに楽しい週末を過ごしました。





んで。



その帰りの電車でホームシックが出てきたわけです。

 

こっち来てからは自分の好きなことばっかしてたから、周りのことや日本にいる友人たちとのことなど視野外だったわけです。



懐かしい友人と会い、時間を過ごしたことでこないだの日記「東京で過ごした日々」みたいに、今度はもっと、いろんなものがフラッシュバックしたんだと思う。人と会うってすごいことだな。見えないなにかが確実に自分に影響して感覚がそれをちゃんと知覚するわけだなー。

 

東京にいたときも年に1回くらいしか会ってなかったのにね。また誰かがフランクフルトに来るわけでもないし、自分が東京に行くわけでもない。

 

日本に帰りたいとは思わないが、近くに住む友人たちと「じゃぁ○日にXXで」という気楽に会える生活というのは、そういうところに物理的にいないとできないわけだし、「またいつでも会える」という見えない当たり前のなにかが、いまの自分には無いんだなーとわかって寂しくなったのかな。ホームシックってこういうかんじ?(なにしろはじめてなのでよくわからん)



しばし、飽きるまでこの感情を味わいつくそうかと思います。



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