2020自宅隔離引きこもり1週目
ドイツは引き続き、4月19日まで外出規制続行が決定。イースターも近いというのに、旅行にも行けないとはなんとも悲しいが、こればっかりは仕方ない。
なんともありがたいことに、天気がとてもよい日々。皆ほとんど家で働いていて気が滅入るだろうけれど、こうして太陽が出てきてくれるのはとても有り難い。これが冬なら暗くてもっと鬱っぽくなってたんじゃなかろうかね…。パートナーは、先週から自宅隔離中なのである。。実は同僚の家族がウイルス陽性になったということで、念の為。なので車という私単体で移動できる文明の利器があるにも関わらず、彼の元にも行けない。今のところ彼に症状は出ていないようだし、ちょうど買い貯めをした後に隔離が始まったので備品もある模様。ちょっと安心。
さて無職なワシは何をしてるかというと特に何もしていない。とりあえず朝起きて朝食のオートミールを用意する。朝日を浴びる為に家の周りを散歩し戻ってきて朝食を食べる。(このタイムラグは、オートミールに入れる冷蔵フルーツや冷凍ブルーベリーを少し常温に近づけるため。そのまま食べるとお腹が冷えて後で辛いことになるんす。。)
その後ドイツ語をなんとなくやって(教材で勉強したり動画見たり)、本を読んだり。ドイツ語のオンラインコースはちょっと休んでるけど教材はアクセスできるので、教材を毎日ちびちびやることにした。あと前日のtagesschau(ドイツのNHK的テレビ局のニュース番組)見てコロナの状況のチェックとドイツ語の勉強。こんな感じでお昼まで過ごし、Freeleticsが組むプログラムの運動してからお昼ご飯。月曜日は夏時間切り替わり後で1時間の睡眠が足りなかったのか無性に眠くて昼寝してしまった。
午後は適当。とにかく何をして過ごすかネタがない。だいたい本を読んでる。16時くらいに外に出て軽くジョギングし、戻ったら夕ご飯を作って食べる。あとは適当に動画みたり。だいたい音楽が流しっぱなしで、クラシックだったり洋楽邦楽ミックス(最近運動するときはPerfumeばかり)。
気を抜くとすぐ廃人のような生活をしてしまうので、とりあえずこのルーチンを平日は続けることにしてみた。週末は、週末感を感じるために今まで通り食材の買い貯めに行ったりまったりして適当に過ごす。
今思うのは、引っ越してよかったなぁということ。当時引っ越した一番の大きな理由が辞めた会社の為に近くなるために、というのがちょっと皮肉だなぁ。ただ今の部屋で引きこもり生活をするのは、前の部屋よりは俄然快適。今の部屋はバルコニーがあるのでクッションや毛布、今クリーニングに出しに行けないジャケットなど日干しした日向ぼっこができる。部屋は広くなったし、1/3が窓なので日当たりも良く明るい。キッチンも広くコンロが4口あるので料理もゆったりできる。前の狭い部屋で引きこもって窓も一つしかない部屋では辛かったんじゃないかなぁ。
むしろこの状況で動く世界をよく見て、これからのことを考えよう。これが収まるのがいつになるのか、半年は無理だろうとか数年はかかるだろうと言われているので、その後世界の有り様や人の生活、生活に対する意識は確実に変わると思う。今や各国政府はなんとか自国の状況をコントロールしてパニックにならないように試行錯誤していて、その姿勢や体制、結果がいつも以上に国民に評価にさらされてると思う。SNSのおかげで〇〇国では~とか見てて、隣の芝生は青い状態で比べることができる。これを機に各国政府に対する見方や意識は確実に変わるはず。
時間が止まった様で止まっていない。速度が緩やかになっただけで相変わらず世界は動いているし、医療の現場は私とは真逆の状況だろう。私にできることは、彼らの負担を増やさないこと。あとうちのアパートと周辺、高齢の人が多いので私が彼らにうつさないように注意しなければ。。
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