luckystrikeyokoの人生はぼちぼち

モータースポーツ好き・旅行したり写真撮ったり・ドイツ暮らし

Do you miss your home (or Japan) ?

タイトル英語にしてみた。気が向いただけ。

今日は日本人友と買い物に行き、仕事用スーツに合うショートブーツを買いに隣町まで。

ハイデルベルグでも探せば買えるけど、品ぞろえで言えば S-Bahnで15分の隣町の方がショッピング街があってなにかと便利。



その間いろいろ話してて出たのがタイトル。

友人はドイツに来てまだ2カ月。私はスペイン期間含めヨーロッパに来て8カ月。語学学校のクラスで何回か確実に聞かれる質問。

私自身ホームシックにかかった覚えはほとんどない、あっても忘れているほど強烈なものがない。あるいはそれすら忘れている(おい)。


16から学生寮で親元を離れ21から就職して一人暮らし。既に人生の半分を親元を離れて暮らしているし、人生の3分の1を自立して生活してきた背景がある。

ときどき何もないド田舎だけど山と海に囲まれた(つまり島)地元を恋しく思う。でもそれは自然を求めているんだなと思う。
それはドイツであれば十分に満たされる。川があり、緑がある。少し都市を離れればすぐに発見できる。日本食は体が欲するから恋しいんだが、まぁ幸いドイツは日本食材が手に入る。
生まれ育った国が素晴らしいと感じるのは当然。

一番恋しいのは友人。残念ながら、個々の人生で最良なものを選択しそれぞれ求めるのであれば、近くに住みいつでも会える、ということはなかなか実現しない。しかしそれでいいと思う。人は人の人生を歩くべきだと思っているし自分はそうしている。友人が旅立つのを私は止めるべきではないし私を止めてほしくない。夫婦や恋人同士であれば、とことん話し合うべきだと思う。


そういうことを脇に置いても、タイトルの答えはノーである。

私は郷愁を感じていない。

むしろ遠くに行きたい。どこからどこまで遠ければいいのかはわからない。


東京は私の街ではないと思ったし、それは福岡でもないと思ったし(少なくとも市内は)、地元でもない。それはここハイデルベルグでもないと感じている。福岡は東京よりは気楽だった。唯一、地元は特別で、リタイアしたら帰りたい場所だと思う。

スペインのバレンシアとサラゴサが一番自然ななにか(力?)を感じた気がする。そこにいていいという許されたなにか。それは私に関するものではなくてスペインが持っている力なのかもしれない。



ドイツで就職が決まり労働ビザが下りれば少なくともあと2,3年はこちらにいるだろう。
その間に気持ちも変わるしドイツではない、と感じる可能性もある。


たぶん飽きっぽいからだろうな。そして旅人資質なのかもしれない。
自分は真の自由人ではないと思っているが、ふらふらするのが性に合っている。


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