【写真日記】ハルツ地方でハイキング旅(その③)
ハルツ地方でハイキング旅、最終日です。
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今日は宿の近くから湖へ向かい戻ってくるコース。まずは開始地点のこんなキレイな場所へ。
ここの下には鍾乳洞があり、戻ってくる頃には並んでおりましたよ。夏にハルツ地方に来られた際にはちょっと訪れてみると、涼しくていいでしょうね。
さてさてハイキング開始。さすがに2日間も歩いていると筋肉痛とその蓄積が辛いので、ここまで上がってくる時点でけっこう辛かった。
ハイキングというよりはトレッキングか散歩というべきか。この日はこの上の写真以外はほぼ平坦な道のりなので筋肉痛の身にはありがたい。
中間地点の目的地、Überleitungssperre Königshütteという場所へ到着。いやー素晴らしい眺め。空の青さがさらに映える!ここまで車で来て湖の周囲を歩くだけでもよさそう。
この日は晴天に恵まれて、どこでも緑と空が映える。午前中はちょっと曇って、さらに途中道に迷って変な森の中の道をプチサバイバルしてなんとか普通の道に戻って、最後はひたすらまっすぐな道を歩いていく。
大分脚が疲れて、宿に戻りチェックアウト。本当は4日間の予定だったけど、これで休んでもいいけど明日運転して帰ってその翌日仕事って辛いなぁ、だったらさっさと帰って1日まるっと休みたい、と思って家に帰ることに。ホテルでなく部屋借りタイプだったし部屋代も安いので一泊削っても気にしない。
往路と違う経路で、気になっていたこのつり橋へ。
こんな…高所恐怖症の私には無理。高さ458mだそうです。2017年に工事終了なので結構新しいのね。入場料もかかるし、どこのあほが行くねん、と思ったらけっこう継続的に人が入っていく。すごいな…。駐車場も車がいっぱいだし、周辺でも車がありとあらゆる場所へ駐車している。私もなんとか駐車場を見つけて写真だけ撮ってビビって、終了(ちーん)。。。
帰り道のB81~A38もなかなかよい道でした。B81は森の中で緑に囲まれた、くねくねしている道を車で走るのはいいもんです。途中でちょこちょこと町があるのでそこで給油したり休憩して、アウトバーンまで戻ればあとはひたすら走るのみ。ハルツ地方はどこもいいですね。今度は冬の積雪の時期に来て雪山ハイキングしたいもんです。
eod
【写真日記】ハルツ地方でハイキング旅(その②)
その①の続き。
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翌日はメインの目的、ブロッケン山へ。ドイツには南側にアルプスがあれど、そこは遠い。なので北ドイツで一番高い山であるブロッケン山なら車でいけるやん!てことで行くことにしたのであります。
行程は、Drei Annen-Hohne駅へから山頂へ。山頂から戻りはブロッケン山といえば、の蒸気機関車で下るというもの。この駅の近くには無料駐車場があり、午後戻ってくる頃にはそこそこ埋まってたので、午前中には到着するように行くのがいいかも。
トータルで11kmくらい、高低差は550mから1100mまで。普段よく行っているタウヌス山が870mなのでちょっと高いですね。頂上から見える景色のスケールが違います。ブロッケン山は周囲が開けていて180度くらいのパノラマで見えます。さらに山の中にある周辺の町の景色が(赤い屋根達)キレイです(ただ裾広がりな感じの山なので近辺の町はタウヌスより遠く見えます)。途中は写真なし、黙々と歩きました。
頂上に近づくにつれ、ランナー達がめっちゃ走りながら下ってくる。なんとこの日はトレイルランの開催日だったようで、頂上へ向かって人が登り、そして反対方向へまた下っていくという雄姿を横目に見ながら私は食堂(レストランとは言い難い)へ。前日の快晴とはうってかわって肌寒いので、温かいものを食べて休憩しました。ランナーの方々、お疲れ!
休憩して一息ついたところで、蒸気機関車で下山します。黒いのがよかったけれど、生憎黒い蒸気機関車は毎回走っているわけではないみたい。寒いし、次の1時間まで待ちたくなかったしちょっと次の駅まで降りるのも微妙だったので諦めて乗る私。スケジュール確認して行こうね。。Google mapで写真見ると蒸気機関車の写真ばかり。今回は秋の時期だけど、次は積雪の季節にいってみたいわぁ。
ボケてるけど、黒い蒸気機関車。途中で1線路しかない箇所がある為に通り過ぎるのを待ちます。
麓に戻って筋肉痛をほぐして、3日目に備えます。
eod
【写真日記】ハルツ地方でハイキング旅(その①)
オランダ旅行記書いたけど、その前にハイキングに行ってたのを書くのを忘れてました。9月頭に週末合わせて4日間の休暇でハイキング行きまくろうという旅でした。北ドイツで一番高いブロッケン山があるハルツ地方で3日間ハイキングに行ったのです。これもまた車で一人旅。
車で片道3時間ほど、アウトバーンを降りてからのB27は素晴らしい景色のドライブ道でした。特に行きは晴天にめぐまれ、3時間の道もなんのその、めっちゃ気分が良かった。
まずはBraunlageというブロッケン山の麓町へ。夏であればもっとハイキング客でにぎわってるんだろうな、というドイツらしい小さなリゾート町という印象。(車で通りすぎたので写真がない)リフトに乗り、途中下車。そこから頂上を目指します。9月でもそこそこ客はいましたが、だいたいシニア層。夏は夏休みシーズンの子供たちを連れたファミリー層が多いだろうから、シングルな私は毎回こうやって時期を外し、少ない観光客に交じってマイペースに旅するのであります。ちなみに自転車を乗せるゴンドラもあるので、マウンテンバイク客も3割ほどいた。コースもちょこちょこと整備されていたので、マウンテンバイクで遊ぶのも楽しいだろうなぁ。夏はハイキング&マンテンバイク客、冬はスキー客と、年間通して客に困ってないんだろうな。
素晴らしい天気に恵まれ、ドライブもハイキングも最高でした。その後宿にチェックインし、魔女祭りで有名なWernigerodeへ。車だと自由にどこでも小さな地域や電車・バスの乗り換え時間など気にせず動けるのでほんとに便利だわ。特に山は電車がないし、ハイキングの場合は時間が読めないので、バスの時間調整も厳しい。それを車だとスイスイ気軽に移動できるのが良いところ。ただハイキングで脚が疲れているのに加えてさらに自分で運転しなきゃいけないので、体力の調整が重要。(この旅の帰路の後半ちょっと辛かった)
ドイツあるある、お城が修理中~!しかしそれでも、ころころ変わる山の天気と夕方の暗くなる時間帯の中訪れたWernigerode城は、ますます中世的な雰囲気を醸し出していて圧巻。ドイツのゴツゴツしたお城見飽きたな~という状態な私でも、これはうなった。場所柄、山の中だし、周囲にはモダンな建物がないということもあり、町全体的含めて中世の雰囲気が出ているのもあるかもしれない。建物自体は修復と改築、そして30年戦争で破壊されてまた修復を繰り返してるらしく、かつデザインも最初はゴシック式でその後ルネッサンス式の改築そして30年戦争後の修復にはバロック式。(参考リンク)建築詳しくないので、どれがどうなのかよくわかりません…。
お城を降りて街中へ。どこもかしこもキレイな木組みの家だらけ。
ほぉ~これはすごい。どこを歩いても絵になる。でも!ハイキングで歩き疲れていてあまり写真がない!スイマセン。というわけで一枚、市庁舎の写真をば。このこじんまり感、結構好きです。ここでクリスマスマーケットとか魔女祭りやったら、そりゃ町全体が素敵な中世の雰囲気になってますます素敵だろうな~と納得する私。
魔女祭りが行われている4月には、もっとすごい雰囲気になるだろうなぁと想像してみる。ちょっと魔女祭りに行きたくなったぞ!
eod
【写真日記】オランダと北西ドイツでドライブ旅(その③)
こちらの連続記事。今回が最後のドイツ編。
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オランダからBremenへ
さーてオランダも十分楽しんだしドイツ戻るべ、ってなわけで高速道路をひた走り、ドイツに入った瞬間アウトバーンを飛ばす。さすがに毎日運転してると疲れてくるし、まったり走ってだらだら長く運転するよりも早く到着したくなっていた。オランダの高速道路は130kmで、しかも道がひたすらまっすぐで高低差がない為、気が楽ではあるがいつも同じ景色で眠くなってしまう。ドイツはストレートはあれど曲がりくねったり丘の高低差があったり各車の速度が異なる為、前後ともども気を張っておらねばならず、眠くなることはないが疲れる。後ろから200km超えで速い車が来たら即避けねばなりません。どっちもどっちだなぁ。
Bremenでは友人宅に泊めてもらいました。友人宅にておそらく今年最後のグリルを堪能し、オランダから持ってきたハイネケンとベルギービールを飲み、満足。
Hamburg
Lübeckが最終目的地ではあるのですが、まずはHamburgへ。フィッシュマーケットで魚を食べる!息巻いて言ったら、渋滞にはまり(ハンブルグ渋滞&A7工事中&更にサッカーの試合前で混んでた)、着いたらどこも閉まってた。でもちょこちょことレストランがあったので、最終的に中華料理屋で海鮮ヌードルとタコ食べた。ここは魚屋とその系列のレストラン。一人旅だと食事が適当になるし、しばらくスーパーのサラダとかサンドイッチだったので中華はうれしい、そしてタコが美味しかった(^o^)隣のテーブルで中国人がパーティみたいなオードブルセット食べてたので、4人以上ならぜひ試したいところ。(まじ美味しそうだった!)
フィッシュマーケットがあるなんてハンブルグ住民がウラヤマシス………。これの為に引っ越してもいいが、ハンブルグはフランクフルトより雪振るし(九州人には辛い)……寒いし(九州人には辛い)……無理。(フランクフルトでも空輸の魚食べれるしなぁ。)
Timendorfer Strandで水族館
ハンブルグから更に北上して海岸へ。Timmendorfer Strandは小さな海岸沿いの町ですが、町の中はキレイだし意外と観光客がまだまだいて、とてものどか。小さいわりにホテルがいっぱいあるから夏休みはもっと繁盛してるんだろうなぁ。ちなみに海風はとっても強かった。。
町の写真はないけど、海と虹の写真。
これは水族館。ちょっと中規模で子供向け色が強いですが、各コーナーごとにちゃんと海の生物の説明があるしサイズが小さい分近くで見れてなかなかよかった。ボケてるけどサメとカメです。
宿泊は田舎のログハウス。着く前に雨が上がり、バルコニーから見えるのはなんと2重の虹!消えないうちにパチリ。この日は雨のおかげで雨上がりの虹をよく見ることができて、とてもいい日でした。
食べるところなんてどこにもないので、車で一番近いKücknitzという町へ。行こうと狙いを定めたギリシャ料理屋は混んでて入れず、イタリアンは閉まっている。仕方なくケバブ持ち帰るか~と入ったケバブ屋がアタリだった。店員は優しいし、我々の前に大量に注文している客がいたため座って待たせてくれて、かつ無料でお茶まで出してくれた。そしてケバブがおいしい!お肉とソースがとてもおいしい。何のソースかわからないけどとにかくおいしい(本当なので3回言う)。なんのソースだったんだろう。
Lübeck
翌日はリューベック。駐車場が旧市街の周辺にたくさんあり、日曜日は無料という素晴らさ。
ガイドブックで見たことのある門。でかくて美しい。そういえばこの門、重さで傾いてるそうですね。めちゃ心配してしまう私は日本人。
リューベック自体は小さくて軽く半日くらいで回れてしまう大きさですが、旧市街はどこも素敵なレンガ建ての建物でどこも絵になる街です。前日の雨とうってかわって晴天でさらに街並みが美しく映える。そしてハンザ同盟の歴史があるせいか、観光客が多いせいか、マジパンの会社(ニーダーエッガー)で儲かってるせいか、小さいながらも別に困ってないわよ的な豊かさを感じました。
帰りはA7のハンブルグ渋滞を避け最初は下道で遠回りして、ハンブルグを抜けたらアウトバーンでさっさとブレーメンに戻ります。
翌日月曜日は朝からまったりフランクフルトまでロングドライブ4時間半。意外といけましたけど、しばらくロングドライブは控えたい。一人で運転はさすがに疲れますね。あんまエコじゃないし、久しぶりに電車に乗りたいし(乗り鉄子)次回旅する時は電車を使おう。
ホテル
車なのでどこでもいける!てなわけで見つけたお部屋。安いしけっこう広い。駐車場ももちろんタダ。部屋はダブルだけどベッドはでかいし掛布団が2つあるのでツインとしても使える。朝食はドイツ式。
eod
【写真日記】オランダと北西ドイツでドライブ旅(その②)
連続記事。その①はこちら。テキセル島からオランダ本土に戻り、今度は自然公園の中の宿へ向かいます。
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テキセル島からWeerribben-Wieden自然公園へ
今回アムステルダムからドイツへの道中、絶対ここ通りたい!となったのがこの道路。堤防道路?と言っていいのかな。Waddenseeと南側のIJsselmeerを横切っている。Wikipediaによると全長32km。
途中で駐車場があるので降りてみました。GoogleMapで見た写真のまんまですが、実際に自分で見ると圧巻ですね。とにかくひたすら海(と湖)の水平線しか見えない。そして風が強い。こんな長い堤防まで作るなんて、この海と海流にオランダ人達は苦労してきたんでしょうかねぇ。観光客としては一回通れば十分やな。
こちらは途中お昼ご飯の為に立ち寄ったHarlingenという町。運河の前に教会というのはオツですね。そしてやはりオランダ、ボート(ヨット)が多い。私の夢のひとつに、いつかボート所有という夢があります。なのでこういう景色を見るたびにほぅ、と夢に想いを馳せるのであります。ちなみにHarlingenからはTerschelling島行きの船が出ています。実はこちらも今回の旅先の候補だったのだけれど、結果的にTexelを選びました。
Weerribben-Wieden自然公園
特にこれといって興味があったわけではないのですが、せっかくならば自然公園の中か近くに泊まってみよう、ということでここにしました。
水辺の近くはとても心が安らぎます。これはBeulakerwijdeとBelterwijdeの間の道から。
宿泊先はZuiderpadという町のドミトリー。自然公園の中はどこも小さな川や運河が多く、ボートツアーがあります。ここで見た観光客向けボートはほとんど電気ボートになっておりました。
Hoge Veluwe自然公園
今回の旅の目的のひとつ、この自然公園の中を自転車で走ることと、公園内にある美術館Kröller-Müller Museumに行くこと。ここにはゴッホの作品の一部、印象派、モダンアートなどが展示されています。
公園に入るにはいくつか入口がありますが、私はHoenderlooから入りました。車両で入ることもできるし、入口付近で駐車して、その先にある無料自転車で美術館に向かうこともできます。車の場合は走る場合も駐車の場合もいずれもお金がかかります。もちろんハイキングがてら歩いてもいいと思います。私は美術館の後に自然公園内を走る予定だったので無料自転車だとあやしいなぁ、と思い公園入口近くのここで自転車を借りました。優しいおじさんだった。
美術館までは静かな森のような公園の中を走ります。若干ボケてるおかげで印象派の絵にありそうな感じになってる(^ワ^)
まっすぐいってもつまらないので途中道をそれてみると、こんなワイルドな道に出た。
ワイルドな道から戻って森の中を走ると美術館に到着。ゴッホを見た後、Parkrestaurantにて腹ごしらえ&雨宿り。(美術館にもレストランはあるけど、こっちのほうがはるかにでかいし席確保が確実です。)
そしてまたひたすら走ります。時間もあるのでとにかく行けるとこまで行ってみようと思い、こんな道を走りまくったら南の出口まで出た。そして北上し、Hoenderlooまで戻りました。ちなみに道中、無料の自転車で走ってる人たち結構いました。そして普通に速く走ってた。さすがオランダ人、自転車乗りなれてる。。。
この公園、美術館と自然好きにはかなりオススメです。私の様にここまでワイルドな道を行く必要はないけれど、入口から美術館までの道は歩いても自転車でもとても気持ちが良く、Parkrestaurantも広くて居心地よく、まぁだいたい何かしら食べれるので休憩もできる。
写真にはないけれど、適当に走っていたら自然公園の中に生息する動物たちを遠目で見ることができる箇所がありました。この公園、思っていたよりもとにかく広くて大きい。オランダにこんなワイルドな自然があるとは思わなんだ。
ホテル
オランダ人と中国人オーナーがやっているドミトリー。清潔で完結、スタッフはフレンドリーで朝食付き、満足でした。朝食は目玉焼きとパンとオートミールなど。夏はガーデンでまったりするのもいいですね。中国人ゲストが庭のリンゴ取ってて、「食べれるみたいよ」って教えてくれた(私はリンゴあまり食べないので取らなかった)。
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