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<span itemprop="headline">大学に行かなかった私</span>

今テレビで、九州大学の合格発表の映像ニュースを見ている。


私は大学に行っていない。
高専に行った。
高専は高校3年+大学2年=total5年なので、卒業時は短大卒業と同じような感じ。
卒業後に大学3年への編入も可能(東大は2年かららしい。へー。)。

専攻科というものがあり、高専卒業後に専攻科に2年行って大卒と同じになる。


中学を卒業して高専に5年間行き、そのまま就職した。

理由は簡単。さっさと自立したかったから。
高専に行ったのも、就職率がよかったから。そして寮が安かったから。(下宿よりすごーく安い。月3万くらい違う。ちなみに入学金や授業料もめちゃ安い。)


自立とはなにか、親から離れ、自分で稼いだお金で生活することが私にとっての自立だった。
そして、なんでもいいから地元から離れたかった。
遠くに行きたかった。

高専は寮生活だったので、私は16歳から実家を出たことになる。もう15年。実家にいたのも15年だから、ちょうど半々。
(高専は市外だったし、実家からバスで4時間なので寮に入った。)


親に高い金出してもらって通うほど大学に行く理由は見いだせなかった(調べもしなかったのでわからなかった、が正しいか)。
父親が借金嫌いなので奨学金なんてダメだ!と反対されたからそっちの方法もなかった。

いまも奨学金を返している友人達の話を聞いたり、最近のニュースで奨学金に苦しむ学生を見ていると、そういう借金のない自分の状態を、今となっては親に感謝している。


就職してちょっとショック(びっくり)だったのは、同期の大卒生達が、大学時代は遊んでいたよ~というのを目にしたとき。
高いお金払って学校いって遊んでた??


まぁそういう人たちはおいといて・・・・大学を(まともに勉強して)出た人たちは、仕事のときに「やっぱり違うな」と感じることは何度かあった。
それは、レポートを定期的に書いたり、研究したりしてきた人たちに身に付いている何かだった。
(私はレポートとか嫌いだからなおさら感じた。)

そういうのを感じたとき、正直、私は劣等感を感じた。
行かなくていいやと思ってたけど、本当は行きたい気持ちも少しはあったのかしら。
いや、そうじゃない。
大学に行けなかった自分が、劣っているなと感じてたんだなー。



将来子供を産んで、子供が大学に行きたいと言えば、ちゃんと入れられるようにお金は稼いでいたいなーと思う。
 #受験とか大学に関する情報はあまり与えられないが・・・。

自分がそれで行けなかったからなおさらかもしれない。
やりたい、と思ったことを、お金であきらめるということはさせたくないな、と。
(そのかわり大学卒業後もしくは20歳過ぎたら自分で稼いで生活しろ、と言うだろう。)
これは20歳の頃から変わらない。


大学行きたい(行きたかった)か?と言われればNo。

今は大学に行っていないという劣等感を覚えるような気持ちは薄れてきた。
比較してもしょうがないし過去なんてもう変わらないし、私にはもう新しいことをやりたい気持ちのほうが強いから。
海外に行こうと思ったのも、高専卒業して仕事で出会った人たちに感化されたのも少なからずあるから。



テレビをみながら思ったことを、だらだらとかいてみました。
乱文でした。

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