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浪費する人こそ投資をやった方がいいんじゃないか、という視察

個人サンプル1(=私)から出てきたすごい雑な考察。なんとなく、私はお金を使いたい症候群のようだ。

お金を使う=払うという行為は、売買を通してお金と物を交換する。日々の生活レベルでいうと、商品(投資の場合は金融商品)を得るためのもの。ただモノを買う場合、簡素に言ってしまうと消費・浪費のケースが多い。仕事バッグなんて1つあればいいし、毎年服を買う必要などないのにトレンドを追うなんぞ浪費でしかない。でも、わかっていても使ってしまう。

これが金融商品の場合、例えばインデックス投信を購入するとなると、簡単に引き出ししにくいのでついついお金を引き出してしまう行為が減るし、結果、将来の資産形成につながる。金融商品にリスクはあれど、消費モノに使ったりよくわからないものを買って浪費するくらいなら低リスクなインデックス投信や10年国債でも買うほうがよほど良い。お金を使うという行為が実現されるため、自分の気持ちも満足する。さらに、投資信託は1000円単位で購入できる証券会社もあるので日常の消費において「この1000円で投資信託1回分か」という価値を考えるきっかけになる。

 

私には、お金を使いたい、物を得たい、というムズムズ感が定期的にたまにやってくるのだ。お金を使いたいのか、物を得たいのか、どっちが大元のムズムズなのかはわからない。わたしゃ心理学に関してはわからないが、根底は精神的に満たされないストレスがあり、何かしら物を得ることでストレスを発散する為に、支出という行為が掻き立てられるのだろうか…?

 

メンタリストDaigoさんの散財の心理学に関する記事。

daigoblog.jp

 

実家は金がないといえばなかったので貧乏癖はあるし、20代前半の安い給料の頃、何回か銀行のキャッシングで1,2万円ほど借りたことはあるので、「貧乏人はさらに散財を…」というケースがあてはまるとも言える。一つ、「外交的で見栄っ張りな人はお金があるときよりお金がないときのほうが無駄なお金の使い方をする」だが、私は内向的な方なんだが、見栄っ張りだったのだろうか?お金がない、貧乏ということが、とにかく恥ずかしかったのだろうか。20万もするようなブランドバッグは買わなかったけど、ちょこちょことした額のいいものを購入し、それが積み重なってそこそこの額になっていた。いいものと言っても、今思えば大したものではないのに。ありがたいことに大きな借金はしなかったのだが、これは父親に感謝したい。「借金はいかん」と言われ続けた為、借金をするほどの消費Addictにはならなかった。奨学金借りて大学に行きたいといったとき反対されたときは「なんだこの野郎」と思ったものだが(それで安い高専行った)、まぁ今となっては私にはちょうど良い塩梅で効いているのだろう。

20代半ばでそこそこ給料頂くようになったが、お金を使う行為はそのまま継続していた。消費ペースが上がらなかったのと、昇給のおかげでお金が余るようになり、少しづつ貯金できるようになった。海外・ドイツに行こうと決めてからは消費をかなり抑えて貯金へ回すことに。ドイツに来るために航空券や語学学校もろもろまとめて100万単位のお金を使ったことは、私にとっては一つの転換点だったかもしれない。大きな額のお金が出ていくことで、自分の中で消費のマイルストーンをひとつ達成したような気がする。ここででかいお金が出ていったおかげでたくさん使ったな~もうしばらく使わなくていいや〜、という状態になった。

その後ワーホリ中に無職で「貯金からただただお金が出ていく」生活を経験し、お金がないことの恐怖を覚えた。それもあって老後が心配で、いま投資したりお金貯めたりしてるんだけど、たまに「なんかETF買うか」という「お金使いたい」気持ちがムクムク出てくるのだ。昔はモノが対象だったのが今は投資商品が対象。対象が変わったので無駄使いではないだけ良いのだが、この定期的に来る「何か買いたい(お金使いたい)」症候群は一体なんなのだろうか。

 

他の記事だとこういうことが書かれていますが、うーん、いまいちピンとこない。ストレス…ともいい難い。でも、何か満たされないことがあってそれが知らぬうちにストレスになっているのかもしれない。

smartlog.jp

「原因&心理4. メンタルが弱く、自制ができない」という点は自分に一番当てはまるのかもしれない。自制ができないというより、突発的・瞬間のエネルギーが高いタイプなので「これ欲しい」と思うとずっとそのことを考えてて、お店に行ったりネットで安いの見つけてすぐ買う、みたいなことはよくありました。「本当に必要?いつ、どんなときに?」ってのは考えますよ。ただ、しばらく待てないんですよね。「欲しい」というエネルギーが出たらとにかくそれに気持ちが集中してしまう。待てないってことが自制できてないってことなのではないかと。しばらくして「まぁなくてもなんとかなってるし」と落ち着いたら、OK。ただこれが常時すべてのものに当てはまるかというとそうでもなくて、物によってはうんうん考えて悩んでレジに行くのがめんどくさいから買わない、みたいなことはよくある。服とか、もうしばらくいらないので買わないけど、飽き性なので新しいものがほしくなるとササっと買う。ひとつ、旅行に関しては年に1,2回を許容範囲としている。同じ場所(家と仕事の往復)にいると飽きてきて「どこかに行きたい」となるし、日常のルーチンを少し外して違う景色を見るだけで気分転換になり、また仕事するか~というモチべーションになる。

smartlog.jp

 

最近は物を買うこと自体がかなり減りました。年のせいか、お金を物に使うことに飽きてきたのか、ミニマリストになりたいか。まぁ、そもそもドイツで暮らしていると化粧もいらないし服もそこまで気を遣わなくていいのもあり、助かっている。身の回りのものはだいたいそろったので物欲がない、ミニマリストを目指して物を増やしたくない、人が多いところに行くのがイヤなのでショッピングエリアに行くことが減り、買い物の回数そのものも少なくなった。買い物に行くのは日用品の消費モノのみである。車も購入した為「ローン返済のためにお金貯めなきゃ」という自分へのプレッシャーがあるのも、モノへの消費を控えるひとつの要因。(投資にテーマを絞って考えた場合、車が一番の無駄な支出のひとつであることは間違いないが、オフトピックになるのでここでは省略する。)

 

興味ある会社の株価を見ながら「株買うか」という気持ちが込み上げてきたもんで、ここに書いてみました。

 

 

※一言お断りですが、上記は全て自分の個人的見解でなんのエビデンスもありません。また、投資は低くても必ずリスクを含みますので、興味がある方は個人の責任にて対応ください。

 

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