【書籍】アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書(山岡道男,淺野忠克)
基本情報
形式:Kindle
全体書評
- 経済学そのものを説明した書籍というより、パーソナルファイナンスとお金の流れや仕組みに重点を置いた書籍といえる。入学願書用に読んだ「高校生のための経済学入門」よりわかりやすい。それともそれを読んだ後だからわかりやすいのか?書いてることは同じだけど、進め方がまさしく高校で「1クラス50分で1テーマ」のようなテンポで進むのと、同じことが後で再度ポイントとして記載されていることで記憶に残りやすい。ITがバックグラウンドの自分には、政府、銀行、企業間の役割とお金の流れが図で表記されており、こちらの方がわかりやすい。
- 元ネタがアメリカということからなのか、起業するには?会社を自分が運営するには?家計を自分が管理するには?が起点となって学ぶというより考えながら進むのがポイントなのかもしれない。
- 社会人2~3年目でそろそろ家計に余裕が出てきたので家計とか預金・投資について考えたい人が読むのにオススメしたい。
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