2017年11月~12月 スロベニアとオーストリア旅行(オーストリア・ザルツブルク編)
グラーツを去り、高速バスで3時間ほど北上しザルツブルクへ到着。
到着したのが夕方なのでいきなりザルツブルクの美しい夜景を目の当たりにして感動。都市型旅行は飽きている自分ですが、ヨーロッパに来るなら一度は訪問するに値すると言える街です。ドイツに住んでいる自分は久しぶりに『ヨーロッパに来た!』と実感したのでした。
ちなみにこれは泊まったドミトリー(Stadtalm)から撮ってます。道がわかりにくくて大変でした。外はアクセスフリーなので写真を撮りたい人はオススメ。まずはMönchsbergAufzug(有料エレベーター。)でMuseum der Moderne Monchsbergに上がって(このMuseumも崖の上なので眺めは十分オススメ)、そこから道づてに歩いていくとあります。
ホテルで落ち着いた後はクリスマスマーケットへ。(キンダーパンチ飲んだけどやっぱり寒いのでさっさと退散したチキンです。)
ちょうどクランプスの行進やってました。たしかにナマハゲ…そして近づかれるとけっこうリアルに怖かった(^^;
雪が積もった翌朝の景色。これまた美しい。
最終日、ドミトリーをチェックアウトした後歩いてザルツブルク城へ。このお城は高いし坂道きっついし、荷物持ち・筋肉痛の自分には苦痛でしかなかった。体力ない人は素直にケーブルカーに乗りましょう。
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2017年11月~12月 スロベニアとオーストリア旅行(オーストリア・グラーツ編)
スロべニアからオーストリア入りです。リュブリャナから電車に乗り、国境の駅で警察にパスポートを見せて無事入国。EU内の空路ではパスポートを見せなくなった昨今、陸路での国境超えは検閲があるってなんかいいよね。
(※空港か航空会社によってはパスポートを見せることもある)
グラーツ(Graz)には友人がいるので友人宅に泊めてもらいました。フリータイム以外はずっと子供の世話してた気がする。
1日目はグラーツ市内を散歩がてら散歩、2日目は友人が車を出してくれたおかげで遠出ができ、チョコレート工場とお城、そして温泉(という名のドイツ語圏によくある温水プール)を訪れました。
友人と話すのに夢中でかつ小さい子供がいたのでGraz市内の写真ってあまり撮ってないんですが、Graz城でもこじんまりながらクリスマスマーケットやってました。
チョコレート工場(Zotter Chocolate Factory)
Grazから車で1時間程度で到着。パッケージデザインが製品ごとに違い、 そして製品の種類が豊富すぎる。
まず社長のインタビューとかカカオ生産地で働く人たちのビデオを見て、チョコレート試食のツアー。ツアーというか、2,3歩進むごとにこのZotter社のチョコレートがある。食べるのに忙しくて写真をあまり撮ってません。ちなみに最後はショップがあるのですが、この日は社長さんがいて工場内を歩いたりショップでお客さんと喋ってました。
カカオ含有量や砂糖含有量の違いをそれぞれ味見。
これ全部、Zotter社の製品です。
ここのエリアではチョコレートドリンクの試飲がありました。
最後は回転寿司のように回るチョコレートを試食。胃は疲れ気味になりながらもすぐ横のショップで大量にチョコを購入。しばらくチョコレートはいらないな…。
お城(Burg Riegersburg)
胃を休める意味でも、Zotterの近くにあるお城でしばし散歩。冬場は入れないので仕方なく外のみ。いきなり高い崖の上にありまるで要塞のようなお城。
これはZotter社の近くからの景観。
温泉(温水プール)
Bad Gleichenbergにある温泉。当然ですが日本人にはぬるいプール程度でしかないけれど…脚を伸ばしてゆっくり入れるのはいいですね。ここはホテルも併設されていて、マッサージやセラピーメニューもあり療養所のようです。Graz近辺には他にも温泉があったんですが、ここは3時間の短時間料金があり比較的安かったのでここにしました。
機会があれば次は国境近くのここに行ってみたい。広いしでかいしなんでもあるし、ここはもう泊まるしかないだろうね。
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2017年11月~12月 スロベニアとオーストリア旅行(スロベニア・リュブリャナ編)
スロベニア最終目的地のリュブリャナ。1日かけずとも周れてしまうしまうコンパクトさ、フランクフルトみたい。
お昼くらいに着いてとりあえず周遊。市内の建物は過去の建築が残っているのか復建したのか、風情あるヨーロッパの外観なので歩く分には楽しい。このドラゴン橋のすぐ近くに市場があり、建物内の市場もあります。私は1度カプチーノで暖を取りました。
お城に登る途中の眺め。午後から雪が降ってきた。
内部は雪で何もみえないので何も撮ってません。つくづくお城自体には興味がない私です。
ホテルにチェックインして、また周遊。ちなみにクリスマスマーケットはまだ開催されておらず(T T)川の南側のアイススケートは開いてました。
川の南側から見えるお城。
リュブリャナはこのくらいで。寒すぎてつらかったしご飯買ってさっさとホテルに戻りました。
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2017年11月~12月 スロベニアとオーストリア旅行(スロベニア・ブレッド編)
さてブレッド2日目。Vintegar GorgeからWaterfall Sumに行きたかったのだが、チェックイン時に宿の人に聞いたら「この雪だし閉まってるよ。」と釘をさされた。なにしろハイキングシューズでなく普通のスニーカーだった(※)私にはちょっとリスクが高い。
ちなみに前日ボーヒン湖で一緒だったカナダ人女子は「私も言われたけど行けたよ。まぁown riskでね。」ということだった。アップダウンは比較的緩そうだし、ハイキングシューズがあれば行ってよかったな。
※Amazonでオーダーしてたけど、出発日に間に合わなかった。オーダー遅すぎた。反省。
Vintegar Gorge
Waterfall Sum
前日のボーヒン湖は雲が少なく雪も雨も降らず冬にしては良い天気だったが、翌日のブレッドは以下写真の通り、雪。
ドミトリーで一緒のオーストラリア人と「雪降っててなにもできないね…今日はどうするの?」と一緒に朝ご飯を食べながら談話。結局彼はブレッド城に行き、私はブレッド湖畔を歩きに行くことに。
ちなみにブレッドに3泊して、1泊目はイギリス人と中国人、後半2泊でドミトリーにいたのは私と彼とあと1泊寝るだけだったインド人の3人だった。まさしくオフシーズンですな。
この雪でも散歩している人はチラホラ。すれ違いに挨拶してイギリス英語ぽかったのでおそらく旅行者かな。写真を撮っていたら地元の人っぽいおにーちゃんに「写真撮ろうか?」と提案されたが、私は自分の写真撮らないので断った。スロベニア人、結構人懐っこいのか話やすいし英語も比較的通じるし悪意が薄いという意味で、旅行者に優しいと思う(観光地ね)。今回のスロベニア旅は嫌な思いをしなかった。スーパーの人もバス停の人もなんとなくおおらか…ゆるいという方が適切か。オフシーズンということもあるかな。この印象を持たなかったのは旅行者目線で言うとバス運転手とリュブリャナ中央駅の切符窓口のおばちゃんくらい。
ブレッド湖内にある小島の教会。
ブレッド湖畔。
湖は早歩きで30分、ゆっくりで1時間程度。最後にブレッド城に登って軽く見て、スーパーで昼飯買って終了。午後は持参したAmazon Tabletで動画見て引きこもってた。
(写真撮るほどすごいわけでもないし前日の筋肉疲労ピーク+雪で真っ白という状況にやる気がなかったのでお城の写真は撮ってない)
今回は写真が少ないのでポストイナ→リュブリャナ→ブレッドへ移動中の写真を2枚ほど。九州生まれの人間にはこの雪景色に感動しっぱなし。だが実際住むのは大変なんだろうなぁ。
スロベニアの西側しかバスで移動してないけれど、高速はおおむねきちんと整備されている印象を受けた。スロベニア国内をレンタカーでゆっくり移動するのも良いかもしれない。ただし夏ね。リュブリャナ市内も道路は整備されているけど大通りでの渋滞は避けられない模様。
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2017年11月~12月 スロベニアとオーストリア旅行(スロベニア・ボーヒン編)
ポストイナの後はリュブリャナ(Ljubjana)乗り換えでブレッド(Bled)湖へ。ここを中心に動くことを想定して3泊しました。ひとつ予定外だったのは泊まる予定だったドミトリーから連絡があり、道路が工事中なのでドミトリーは閉鎖、代わりのドミトリーに行ってくれと。結果的にこちらの方がバス停から近かったのでよかったというべきか。
チェックイン後、トランプで遊ぶイギリス人とか中国人の若者を横目にさっさと寝て、翌日は朝からバスでボーヒン(Bohinj)湖へ。(ボヒニとも言うのかな?一応バス運運転手にはボーヒンで通じた。)
雪が積もり山々や街がとても美しく飾られたスロベニアの景色を眺めつつ40分程度で到着。ボーヒン湖のバス停は"Žičnica Vogel K"でした。(もしかすると先の"Slap Savica"へも行ったのかも。でもスロベニア交通webだと停留しないっぽいし、道中で全然バスみなかったよ…冬だから?)
これは移動中のバスの中からiPhone6で撮ったもの。スロベニアの西側しか旅してませんが、教会はどの町にもだいたいひとつある印象。友人たちから褒められたのでここにも乗せてみる。こういう写真が撮れるのはとても楽しい。レンタカーで移動しない限りなかなか撮れないですから。
お目当てはボーヒン湖の先にある滝、"Waterfall Savica"。バス停で一緒に降りたカナダ人女子に声を掛けられ一緒に向かうことにした。彼女はヨーロッパを旅しつつ、ハイキングが好きなのでいろんな山に行っているらしい。スコットランドはハイキングコースがいっぱいあっていいよ~と教えてもらった。
彼女が私の前を行きガイドしつつ、積雪で滑らないように気を付けながらなんとか到着。バス停からハイキングコースの麓まで車道も長いのでそこそこ時間がかかる。バス停からトータルでおそらく1時間半~2時間はかかったと思う。ハイキングコース上の道は階段もあるし整備されているので、夏であればもう少し楽に行けるはず。
滝までの風景。
滝に到着。滝自体は正直言って大したことはないのだが、ハイキングコースを歩くことが目的だったので満足。
さて下りのポイントでカナダ人女子から「湖までトレッキングコースがあるんだけど、一緒に来る?」とお誘いを受けたので乗ってみた。ハイキング、トレッキングに興味があるしそもそも帰りはボーヒン湖の湖畔を歩いて帰るつもりだった。下りの道でこの辺りから道をそれる。車道の904号線と同じ通り名だけど、このukancという脇道の方へ。あとはgoogleマップで適当に、点線に沿ってボーヒン湖へ向かう。
振り返ると、こんな景色がお目見え。
途中の道はこんな具合。いやぁ、積雪のおかげでとても美しい。
ボーヒン湖到着。この後姿はカナダ人。
ちなみにこの辺りで疲れが出たのか、私スベリました。しかも2回(汗)。
気を取り直して引き続きボーヒン湖の湖畔を歩く。上の写真でいうと左側。地図でいうと北側。
途中、宿で作って持参したサンドイッチを頬張りながら歩く。このカヌーの子たちは小学生くらいの声と大人1人だったので地元の小学校の体育だったりするのだろうか。
夏と違って人もいないので水面は静か。
湖畔を歩ききったら、次は別の場所"Mostnica Korita"へ。湖畔の町中を抜けていきます。
冬なのでわかりにくいけれど、水が澄んでいてとてもキレイ。
一応、道はあります。
帰りはバス停"Bohinj Jezero"まで行き、Bledまでバスで帰りました。Mostnica Koritaの麓の町にもバス停はあるけれど1度乗り換え。ならば10分歩いて乗り換えなしでBledに行けるBohinj Jezeroまで歩くことにしたのでした。
この日の徒歩数は3万5千歩、距離にて22km。アップダウンもあったし普段と比べればかなり歩いたので翌日は筋肉痛でした。だけども景色の良いところを歩くのはなかなか楽しい。これを機にハイキング・トレッキングにはまりそうで、まずはハイキングシューズを買うところから。
ひとつ残念だったのは湖の南側にあるスキー場へ行けなかったこと。こちらはいつか夏に訪れたい。
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