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2021ドイツ生活ばなし2、コロナって世界に何をもたらしたんだろ

先日同僚とチャットしていてふと気になったこと。コロナ前、欧州内でもっとビジネス展開をリードするぜ!もしくは転職を考えていたそうで。コロナのせいでビジネス展開はもちろん保留になり、新しい会社でリモートで働くのは厳しそうだなと別にいますぐ転職しなくてもいいやといって今も私の会社にいる元気なおにーちゃん、それが同僚です。

 

ちょっと気になったのは「(アレコレいろいろ予定が狂った、そんなニュアンスのメッセージ)、はぁ、全部コロナのせい」。

 

全部コロナのせい、か。

 

でもこれって、と違和感を感じてしまった。というか、いろんなことはあれどコロナのせいにするのはどうなのかな、と。いや、言いたい気持ちはめちゃむちゃわかるんだけど。

 

先々の予定を立ててそれに向かって突っ走るのはすごいけど、それがなんでも予定通りに進むわけではない。日本なんて、地震やら台風やらで家がなくなって人生やり直し…みたいな人達がいる。経営者だって、工場止まって生産が追いつかない〜営業調整して〜アワアワ〜なんてこともある。むしろ、それで立て直してる日本企業の経営者ってすごいな。

 

予定が崩れたら、それを如何に立て直すとか、いっそ新しいことをするとか、いやとりあえず元のプランを実現したいので今は粛々と勉強してます、とか。

柔軟に、状況に合わせてやりくりできるか全世界が問われてた。それも、意識と無意識どっちも。

あるいは、別に旅行に行かなくてもよかったな、地元にいいところいっぱいあるじゃん、行動の制限があるときに自分はこういう反応するんだな、会社でオフラインで会うのって毎日必要でもないんだな、普段気づかないけどやっぱ社会って皆がそれぞれ好きなことしたりしてても周ってるのは、支える人たちがいるからなんだな(医療関係者やスーパーの人たち等々)、とか。

 

そういう気づきをもたらしたのがコロナ(による新しい生活形態)だというのが私の1年の振り返り。

 

ちょうど1年前くらいでしたね。感染者がザワザワと広がってアジアや米国で株価が下がり始めて次は欧州へもっと各地へ…。うーん、あれ1年前とは思えないくらい生々しいな。

 

私はというと、人が多くて家賃の高い都会よりも緑が近くて広くて安い部屋に住める田舎や郊外がいいな、と確信したのであります。今の部屋は徒歩3分で畑で散歩が出来、フランクフルト北側にあるタウヌス山が見えてとても気分がいい。なかなか悪くない。ただ部屋に関してちぃっと不満があるので、もっとホームオフィス生活を充実させるべく引越し先を探し中。そこでいろいろ見ていてなるべく山の近くを探しているところです。

 

同僚は元気なおにーちゃんなのでたぶんいろいろ考え直して新しいプランを立ててるんだろうな。ちょっと気になったメッセージからプチ哲学してみた。今週は天気が良くて、ランチ後に近所を散歩したり週末は森に行ったから、哲学する時間はいっぱいありましたわ。

 

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