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TAN GeneratorをSMSに変更した、の巻

銀行に関する話。

 

毎月の給料が入ると家賃の振込をする。今の部屋に引っ越して1年半、かかさず行っている。この振込の際に必要なのがTANというワンタイムの暗証番号。これには、専用の電卓のような機械(TAN Generator)でパソコン画面に表示される信号を読み取るか、携帯のSMSで受信する2通りがある(Sparkasseはこっち)。銀行によっては、TAN GeneratorがなくTAN番号がどっさり書かれた紙が銀行口座開設後に送付されてくる。(comdirectはこっち。)

 

TAN Generatorは10ユーロで購入、SMSの場合は毎回10Cent課金される。長く使うのであればTAN Generatorが良いだろう、というわけでTAN generatorにした。





このTAN Generatorがドイツ国内でどのくらい普及しているのかまったくわからんが、こいつが結構くせものである。(使用方法の詳細は→こちらを参照。)

 

・まず1回目で成功する確率は、ほぼ低い。(5%、よくて10%かな。)
・パソコン画面に当てる角度、あるいは周辺の明るさを調節し、だいたい3回目か4回目で成功する。



毎回、毎月、この処理をやって、失敗するたびにイラッとする。

 

1年半使ってきたせいか先月から「Die Akku ist fast leer(バッテリーがほぼ空です。)」というメッセージが出てきて、実際、表示されるTAN番号が欠けている。8が3に見えたりね。…もう番号違うやんけ!このおかげでさらに失敗する率があがった。

 

とうとう嫌気がさして「SMS方式にかえてくれ」と手続きしてきた。これがもう、超~ラク。30秒以内にSMSが送信されてきてTANを入力して終了。当然一発で成功する。TAN Generatorで読み込むのに約1分だか2分だかかかるのに比べると格段にいい。10Cent?働いてるからそんな細かいこと気にしない。アホな機械使って無駄に発生するストレスなど10Centで解消してしまおう。

 

学生さんは働いていない?10ユーロ+換えのバッテリ代2ユーロ(こういうバッテリは個別売りではなく異なるサイズのバッテリをまとめ売りしている)ケチるくらいなら、12ユーロ/10セント=120回で家賃振り込み10年分である。どっちがいいかは、火をみるよりも明らかだろう。もしくは銀行に出向いて紙でやっても良い。



これからドイツの銀行で口座を開設する人にはSMS方式をぜひお薦めしたい。
※銀行によってはスマホアプリもある。

 

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