luckystrikeyokoの人生はぼちぼち

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空き巣に入られた、の巻

タイトルの如し。Reader達の参考までに、書きます。


月曜日のこと。帰宅したら玄関のドアが全開。鍵のラッチが変な方向に曲がっている。

部屋に入ると散らかり放題で、ボーゼン。誰か入ったんだな、と…。
(このとき犯人は既にいなかった。よく考えると、まず中にだれかいないか確認しなきゃならんよね…)


何も考えられずなにも思い浮かばす、しばしボーッとする。その後友人に電話して上記のことをそのまま伝えてこれはどうすれば良いのだ、と聞く。
どうすりゃいいって、アホな質問…。警察に電話…。ちなみにドイツの警察は110番です。


友人と英語で話して頭が英語脳に切り替わったせいか、冷静になった。警察に事実を淡々と報告し警察は10分ほどで到着。
彼らは部屋をみて「これはCrime Policeに電話だね」と即引き上げて(え?でも彼らはこれ以上なにもできないのでいても意味がない。)一時間後に指紋を取るチームが到着。その間、何にも触れないので見るだけで無くなったものがないか確認。

ドラマでしかみたことのない指紋を取る青いやつでドアや手がかりのありそうな場所から指紋を取る彼ら。世間話しながら私も両手全指の指紋を取られる。

ちなみにフランクフルトでは月に10~20 件この手の案件が発生しており、だいたい60%くらい?は犯人が見つかるとのこと。(定かではないが、高すぎず低すぎずな数字だった。)ドイツ全体で空き巣被害は多く、近年増加している傾向だそう。

http://www.de.emb-japan.go.jp/nihongo/konsular/bouhan.html

これは日本とドイツのCrime levelを比較するもの。ランク高いのがいいのかどうかがちょっとわかりにくいけど。。
http://www.nationmaster.com/country-info/compare/Germany/Japan/Crime#2014

結果は後日郵便で送られる、と。数ヵ月はかかるそう。


■盗まれたもの
靴4足、日本紙幣(千円くらい)、ポンド紙幣(10ポンドくらい)、洗濯機用に貯めてた50セント数枚
※パスポートやカメラ、レンズ、会社のiPhoneは無事でした。


■被害
鍵のラッチ部分が壊されドアが閉まらないので、ハウスマイスターに電話するも当日は来れず。仕方なく緊急の鍵交換サービスに電話して交換。当日は友人に泊まりにきてもらいました。
翌日ハウスマイスターがきて、木製ドアで鍵周辺のエリアが壊されてラッチがむき出しだからドア自体も交換せねばならぬ、と言う。

本日ドア交換…というより、鍵周りのエリアに金属板を取り付け補強するのと、ラッチを収納する金属部分が曲がっているのでそこの再溶接で済んだ。


■保険
ちなみにハウスマイスターは私がドア代と鍵代を払い保険会社に届け出るように、と言う。しかし同僚達に聞くと、ドアは設備の一部だし泥棒の場合はテナントではなく管理側が支払う義務があるという。私もそう思う。

結果は同僚達の正解で、ドア作業のおじさんも「管理会社に請求するから君は払わなくていい」と。
ということは、被害当日に鍵交換費用を払ってしまったので、その領収書を管理会社に送って払い戻ししてもらいます。


ソース(ドイツ語)
http://web.de/magazine/geld-karriere/vermieter-zahlt-einbruch-schaeden-wohnungstuer-30527534

http://www.gesetze-im-internet.de/bgb/__535.html


自分の所有物については各個人の保険(Hausratversicherung)で対応できますが、実はその保険に入っていないのと、入ってても靴のレシートなんて取ってないし被害も少ないので諦めます。
保険、入るかどうか迷ってたんですがこれで入る決心がつきました。


いやはや、さすがにちょっと参りましたね。しかし、ここは外国で、少なくとも一般的に平和で安全な日本のような場所ではないのだから、気を引き締めねば。

eod