luckystrikeyokoの人生はぼちぼち

モータースポーツ好き・旅行したり写真撮ったり・ドイツ暮らし

<span itemprop="headline">訛った英語</span>

年末から年始にかけて滞在していた友人はアメリカの大学で勉強しています。志高く、どちらかといえばガリ勉タイプ・完璧主義の彼女はネイティブのように英語をしゃべりたい!と言います。まぁ、それはいいことだ。


ドイツ(フランクフルト)に来た友人はことあるごとに「英語が通じない~」「この人の英語訛ってて聞こえにくい~」と言っていた。


ヨーロッパの中では北欧がトップクラスだと思いますが、それでもドイツ人は英語をしゃべれるし、ドイツでは英語が通じる率が比較的高い。インドやアフリカン、スペイン、我々日本人のような訛りやアクセントもなく抑揚のない、単語ひとつひとつちゃんと発音する、ドイツ語発音からそのまま英語喋ってますって感じ。聞きやすい(^^;


私が隣にいて一緒に英語を聞いていても、私は理解していても彼女は「は?なんて言ってるの?」ということが多々あった。当然ながら、友人は毎日ネイティブのアメリカ英語を聞いているからアメリカ英語(と、友人のような一部留学生の英語)に慣れているし、私より俄然英語を聞く力があるはずである。これはちょいと不思議だった。


あと彼女は「イギリス英語のイントネーションが気持ち悪い」ともいう(笑)。まあわからんでもないが、私はレース中継でイギリス英語を聞きなれてるのかなんとも思わない。ドラマや映画はアメリカ・イギリス関係なく見る。スコティッシュアクセントは相当聞きにくいというかまだ慣れないなぁ、というところ。


それにしても・・・・アメリカにも相当いろんな国の人たちと各国英語があるんじゃないのか?と思ったが、彼女の場合は田舎にある大学なので車がなく勉強ばかりの彼女はあまり外出せず、そういう人たちに出会わないそうだ。大学に移民の人たちもいるが、移民2世代目でアメリカ生まれ育ちの人たちなのでばりばりのアメリカ英語だそうで。なるほど。


突き詰めれば、聞き慣れてるか慣れてないか、というポイントだと思うんですよね。


最初同僚の英語も全然聞こえなかった(+意味を捉えられなかった)のだが、だんだん慣れていった。私の英語も日本語訛りあるしカタカナ英語入ってるときもある(と自分で思う)。ドイツ来たころはよく相手に「?」という顔をされたこともあるが、だんだん自分でも発音を直してきて特に聞きかえされることは減ったと思う。言いなれない言葉やセンテンスなんかは、やっぱり通じないこともある。


いろんな英語があると受け入れること、それに慣れることだと思うんですよねー。


ヨーロッパは他言語なので、もう訛りとか気にしている場合じゃないんですわ、現実問題。それこそ各国言語ネイティブの人たちが、共通語として英語(というかドイツ語)を喋っている。とくにフランクフルトは外国人や移民の割合が高いのでそれこそいろんな国々の人たちが喋る英語(ドイツ語)があるわけです。


世界中でみても、もう英語ネイティブより第二言語として英語しゃべってる人口のほうが俄然多いし、働き始めたらそれこそ各国の人たちと英語喋るんだから、ネイティブ以外にアレルギー反応してる場合じゃないんじゃないの?
と言ってみたが、彼女は理解はしていてもまだちょっと拒否っていた(^^;

働き始めたら彼女も身にしみてわかる…でしょう。

eod